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2014_03
18
(Tue)11:38

地獄でなぜ悪い ~その4~

今日は「本編」について。

みよごんは初めて観たとき、
「園子温監督、
堤真一さんを美しく撮ってくれて、
どうもありがとうございます!」

と心の中で叫びました。

まず、
黒いシャツに白いスーツ姿のなんと美しいこと
そして深紅のの海。
とても凄惨な場面のはずなのに、実に甘美。
思わずうっとりと見入ってしまいました。

生と死のはざまにあってなお神々しい美しさを放つ」と言われる
ミレイの「オフィーリア」を思い出しました。
因みに4月6日まで六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー「ラファエル前派展」で来日しています。



次に、赤い長襦袢の女性(つぐみさん)とのシーン。
すごく淫靡な雰囲気はするのだけれど、
下品にならないところが堤さんだからこそ!

いい男ぶりが堪りません
とても短い場面にもかかわらず、印象に残ります。
ストーリー的にも、池上組が和服になるきっかけのシーンですしね。
でも、
だらけのスーツで腰を押さえている状態で、
いったい何をしに来たのかとツッコみたくなりますが…


和服に着替えてからは定番のカッコ良さ
やっぱり和服は撫肩でなくっちゃ!
艶やかな黒髪をオールバックに決めると、小さなお顔がなお引き締まる。
少し肌蹴た胸元や裾から覗くおみ足は眼福というか、目の毒というか…
このお姿でコロコロとキャラを変えていくんだから、面白くないわけがない。
初日に新宿バルト9で観た時には、
堤さんの一挙手一投足に笑いが起きていました。


そしてお待ちかねの殺陣

長い手足を存分に生かした殺陣は、言うことなしの美しさ
さすがJAC!

舞台で殺陣を見せてもらうことは多くても、
こういった映像で見せていただける機会って少ないですよね。
ファンとしては
ベストなショットで、
ベストな殺陣を、
映画館の大スクリーン
観られるのはこの上ない幸せ
それが、数か月後にブルーレイになって自宅で何度も鑑賞できるなんて、
本当に素晴らしい

「地獄でなぜ悪い」「土竜の歌」で
アクション俳優・堤真一が再認識されて、
これからも、かっこいい堤さんが見られるとうれしいです。
そういえば「俺はまだ本気出してないだけ」でもワイヤーで吊られていましたよね。


さて、
斬って斬って斬り捲った挙句、
堤さん演じる池上も銃弾の餌食となり、
愛してやまなかったミツコことふみちゃんが
俯せに倒れている腰を枕に息絶えるのですが、
目を閉じた堤さんのお顔のなんと綺麗なこと!
池上がこと切れたシーンの後に、
もう一度、横たわる堤さんのお顔が映るシーンがあるのですが、
そのお顔がまた美しい
男は鼻筋が大事なんだなぁ、とつくづく感じるショットです。


昨年末のNHK「スタジオパーク」で
園監督が堤さんを
「原色の演技ができる俳優」
「肉体的な天才性を持っている」
と称していらっしゃいました。


監督が表現したかった俳優・堤真一は、
たしかに観客に届いたと思います。
少なくともみよごんにはバシッと来ました。

また、
堤さんのこの映画における役割とは、
ビジュアル担当というか、
グロいシーンが多い中、
バランスを保つために欠かせない存在だったのかと感じます。
死に様も綺麗でしたしね。
これで堤さんの首が飛んだり手首が飛んだりしたら、
本当に救いがないんじゃないかって。
長谷川さんも目立った外傷はありませんでしたね。



みよごんはこの映画を3回観に行きました。
2回目までは、かっこいい堤さん観たさでしたが、
3回目はこの映画が本当に好きになって観に行ったんです。
監督がこの映画で言いたいことは、
長谷川博己さんや星野源くんに言わせていますよね。
その台詞が心に刺さっちゃって。
「好きとか嫌いとか、もっとシンプルでいいんだ!」
(ん?これ、堤さんがスピリットベアに会いに行って感じた感想ですが)
みよごんはこの映画を見て、そんな風に感じました。
最後に流れる源くんの歌も大好きです。
すっごくスカッとするんです。
カタルシスというか、涙さえ溢れてきてしまう。

こういうことを夫や息子に言うと、
「どうしたんだ!」
「大丈夫か!」
と心配されてしまうんですけれどね。

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2014_03
14
(Fri)01:18

地獄でなぜ悪い~その3~

今日は初日舞台あいさつ(ブルーレイ収録版)について

観客席右後方の扉から
國村準さん、堤真一さん(ブルーの同系色でコーディネイトされたスーツ姿)、
長谷川博己さん、二階堂ふみちゃん、友近さん、園子温監督の順で登場。

この映画について、

友近さんは
「残酷なシーンが多くて、笑えるのか怖かった」
長谷川博己さんは
「こんな役をやってみたかった。僕は映画監督になりたかった」
堤真一さんは
「撮影しているときはどうなるかと不安だったけれど、とても面白い映画になった」
とおっしゃっていました。


園監督は、
トロント映画祭のミッドナイトマッドネス部門で観客賞受賞について、
「一番欲しかった賞」と喜んでいらっしゃいました。


年少者からのリレー質問では

ふみちゃん⇒長谷川博己さん
「どうすれば背が伸びますか?」
「僕は25歳まで背が伸びたんですが、よく寝ていました」


長谷川博己さん⇒友近さん
「物まねと演技の違いは?」
「全然違うものなので、自然な演技ができるように勉強中」
と答えながら中森明菜さんに。するとハセヒロさん
「どなたですか?」とナイスボケ。(ツッコミ?)


友近さん⇒堤真一さん
「顔芸の練習は鏡を見ながらやるんですか?」
「監督が同じことするなという雰囲気なので、ただふざけているだけ」

友近さんの質問を聞きながら、堤さん、結構ウケていました。

堤真一さん⇒園監督
「どんな少年だったんですか?」
「小学生の頃、なんで服を着ているのか疑問だったので時々服を着ないで学校に行っていました」

間髪入れず
「ありがとうございました」

園監督⇒國村準さん
「やっておきたい役はありますか?」
「役というより、誰と仕事をするかということかに興味があります」


國村準さん⇒ふみちゃん
「お父さんとして良いお父さんでしたか、それともかなわんなぁという感じでしたか?」
「イーブンパー」


星野源くんからはお手紙
「僕が手術をした患部に映画では致命傷を受けるのですが、ギャグにしてくださって結構です。映画に星野が合わせてきたと思ってください」
さすが、人を喜ばせる表現者!
先日WOWOWで武道館復活ライブを拝見しました。NHKのLIFEも拝見しました。
ともかく、源くんが元気になってよかった


終始、和やかな雰囲気。
國村さん、堤さん、友近さんが関西弁でした。
ブルーレイには、堤さんが
「しゃぶしゃぶはゴマダレで」
というくだりはなかったです。



さて、ご存知の方も多いと思いますが、
ブルーレイに収められている舞台挨拶のほかに、
同じ日に2回目の舞台挨拶がありました。

みよごんは2回目を観に行きました。

園監督、お酒を召し上がったようで出来上がっていました。
会場は女性客でいっぱい。
堤さんとハセヒロさんのファンが半々くらいだったかなぁ?

みよごんはわりと前の方の席でした。
堤さんに失礼かと思いつつも、ついついガン見
堤さんの視線は会場のフレームをなぞるような感じで、絶対客席には落ちてこない
「そうだよなぁ、こんなにガン見しちゃったら感じ悪いよね」
と心を入れ替えて、お話をするハセヒロさんを注視。

長谷川博己さん、
黒いスーツで、背が高くって、足が長くって、色が白くって、笑顔も爽やかで、
とっても素敵でした。

でも、みよごんはやっぱり堤さんが好き!
と思って堤さんに視線を戻したその瞬間、まさかの視線のニアミス?!


実は、みよごんは夫と2人で舞台あいさつを観に来ていました。
映画鑑賞後、夫が言うことには
「俺は堤真一と3秒目が合ったぞ」
えっえ~~?!
「女性ばかりの会場で男が目立ったんだろうな」
夫の言っていることが本当だとしたら、
みよごんとニアミスしたタイミングだったのでしょうか。

そんなこんなで、舞台挨拶の内容についてはほとんど憶えていません

映画について夫は
「ひどい映画だな」と一言。
みよごんは堤さんのカッコ良さにすっかり魅了されたのですが…

その後、1人で2回観に行きました。


本編についてはまた次回。
2014_03
12
(Wed)22:54

地獄でなぜ悪い ~その2~

ブルーレイの特典映像、
メイキング~地獄の撮影舞台裏~
園子温監督×鈴木剛Pによるオーディオコメンタリー
を見ました。

メイキングを見ると、堤真一さんの撮影期間が本当に短かったことがわかりますね。
長谷川博己さん、星野源さん、二階堂ふみちゃんへは
たくさんインタヴューがありました。
でも、堤さんへのインタヴューはなかった
メイキングに出ていらっしゃるのも、撮影がスタジオ内
1トンの血糊がまかれる武藤家のダイニングと殺戮の舞台となる池上組の屋敷
になる後半に差し掛かってから。
撮影の後半は時間が押していたということで、
インタヴューする余裕がなかったのだと思いました。

それでも、

歯磨き少女に優しく声をかけていらっしゃったり

國村さんの『首』に突っ込んでいるところや
 『首』にはこのころから縁があったんですね。
階段に転がっている首に堤さんに似ているのがあったんですが、
そう思ったのはみよごんだけ?


ふみちゃんに殺陣をアドバイスしていらっしゃったり、

本編になかった変顔の数々

園監督が「大丈夫?」と心配し、堤さんが「大丈夫です」と返す場面も
端正なお顔を惜しげもなく崩す堤さんが好き

池上組幹部の可愛いダンス、

つぐみさんと急接近の後、
カットがかかって照れていらっしゃるところなど

たくさんの見所がありましたよ


コメンタリーで監督は堤さんについて
「そりが合うかどうか心配だったけれど、
 会ってみたらとっても面白い人で、
 人は会ってみないと判らないね」

とコメントしていらっしゃいました。

堤さんも昨年末のNHKスタジオパークで園監督について、
「凡人の僕とは違う天才なので、
会話が成立するかどうか心配だったけれど、
会ってみたらいっぺんで好きになった」

とおっしゃっていましたよね。

人間って面白いですね。
合わなそうってお互い感じるのですから。
でも、仲良くなれてめでたしめでたし

園監督は、自分と合わなそうでも堤さんをキャスティングしたということは、
それだけ堤さんに池上組の組長を演じさせたかったのかなぁ
2014_03
12
(Wed)01:42

地獄でなぜ悪い

國村準 長谷川博己 星野源 二階堂ふみ 友近 堤真一
監督・脚本・音楽 園子温
「地獄でなぜ悪い」
のブルーレイが届きました

をイメージした赤いケースです。

封入特典は
ジャケットサイズポストカード8種類
1枚は映画館の壁面を飾っていた写真で、見る角度によって動くもの(なんていうのかわからないです説明が下手でゴメンナサイ)
後の7枚は映画のフライヤーと同じだったかな?
國村準さんの武藤組、
長谷川博己さんのファックボンバーズ、
血しぶきを浴びたふみちゃん、
刀を突きつけられた星野源くん、
血まみれの割烹着姿で包丁片手に敵のヤクザを追いかける友近さん、
拡声器で指示を出す園子温監督、

そして、

陽の当たる広々としたモダンなダイニングで、
純白のスーツを真紅の血に浸し
システムキッチンを背に力なくへたり込む
堤真一さん。



ディスクには本編のほかに、

園子温監督×鈴木剛Pによるオーディオコメンタリー

未公開シーン(23分)

地獄の音作り(23分)

初日舞台あいさつ(19分)

メイキング~地獄の撮影舞台裏~(69分)

ベネチア国際映画祭(20分)

予告編(特報/予告編)(3分)

が入っています。



内容と感想などは地獄でなぜ悪い~その2~以降で書いていきます