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2014_12
20
(Sat)02:30

マッサン 第71話 ハダカになった大将

堤真一さんが鴨居欣次郎さんを演じる
「マッサン」

今回は特に素晴らしかったです。
あらゆる瞬間に、
大将の今までの人生や人間性を垣間見させていただきました。
我が家では大絶賛です。
まさに、この日のために
堤さんが鴨居欣次郎を演じてきたのだと感じさせる、
記憶に残る名場面、名演技だったと思います。



エリーを心配して亀山家を訪れた大将。

しかし逆にエリーから亡き妻のことを尋ねられます。
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「タイショウ、エイイチロウノマエデ、ハダカ二ナッテ」
「エイイチロウニ、オカアサンノコトハナシテアゲテ」


あっ!これがシャロやんが苦労したシーンですね。

蒸留所では、
英一郎が他の従業員と一緒に生き生きと働いていた。

黒沢が言う。
「ボンもなんや、顔つきが変わられましたな」
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「そうか」
大将も思わず笑みがこぼれる。
そして、
一人前の男になった息子の姿を見つめる大将の眼に力がこもった。


そんなある日
エリーに連れられて英一郎が鴨居商店の社長室にやって来た。
大将にウイスキーに携わる職人になる決意を告げに来たのだ。
スコットランドに修行に行きたいと言う。

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「そうか・・・」

鋭い目つきの英一郎の言葉を厳しい表情で聞いていた大将の顔が
ふと緩んだ。
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「おかあさんも喜んでくれるな」

不意を突かれたように、英一郎の眼から鋭い光が消えていく。

「英一郎、お披露目会の日はお母さんの命日や」
「どうしてもその日に報告したかった」


驚く英一郎に、大将は亡き妻との思い出を語り始める。

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時折、瞳に光るものを浮かべながら…

太陽ワインの発売は、妻の病気が良くなってからにするつもりだったこと。
夢が実現すれば病気は良くなると妻が約束したこと。
自分はその約束を信じてがむしゃらに働いたが、
妻の様態が良くなることはなかったこと。
覚悟を決めた妻の言葉に
「もうすぐ太陽ワインもできんのやで」
と励ますと
「太陽ワインが終わりと違う。あなたの夢はもっと大きい筈や。
 日本中をあっと驚かせてくれるんやろ」
と反対に励まされたこと。

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「お母さんがわての夢を支えてくれた」
「わてはいつも二人分夢を追いかけてるんや」

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「最後の最後までわてを信じてくれたおかあさんの分までな」
「わてはやっと、日本中を驚かせることができる」


「なんで今まで、一度も言うてくれなかったんです!」

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「すまん、言えなんだ」
「お前が一人前の男になればわかってくれるだろうと、
自分に言い訳してきただけや」
「ホンマすまんかった」


英一郎は万感の思いを込めて呼びかける。
「おとうさん!」

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「やってみなはれ!!」


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「男は人前で泣くもんやない」
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「ホンマに大きいなったな」
「泣くなアホ!」



とうとう父子の絆を取り戻せる日がやってきましたね。

大将が亡き妻との思い出を語るシーンでは、
こみ上げる感情を押さえつつも、その感情を観る者に十分伝える堤さんが凄かった!
反対のベクトルを同時に表現するって、こういうことなんですね!

すべてを語った後の、
やわらかく、あたたかい表情が素晴らしかった
きっとお若いころには表現できない表情ではないかと思いました。

「やってみなはれ」からは
息子に対する愛情が溢れ出ているのを感じました。
何があっても息子を信じ、応援するという姿勢。
10年前に戻って、
まだ少年だった息子を可愛がるように、
頭をなでたり、抱きしめたり、言葉をかけたり…
観ているみよごんもその愛情に包まれている錯覚がしました。
堤さんから滲み出る「父性」には、まいった、としか言いようがありません。


それから、
亀山家でのエリーとの会話の最中に、
フッと出る、「大将の素顔」
出してるんじゃなくって、出ちゃってる、
という感じが本当に好きです。



ハダカになった大将。

今までは、
自然光のもとで生き生きと輝く経営者の側面と、
社長室や秘密基地の怪しい光の中で見せる苦悶の表情がありましたが、
これからは、後者の表現が少なくなるのでしょうね。
もしかしたらなくなるかも?

鴨居の大将の出番もあと僅か・・・

でも、
愛妻との二人乗りの夢に生きていく大将を
最後まで応援していきます


そういえば、本麦の後のアサイチで
有働さん、泣いていましたね。
「やっぱり男性の夢は女性が支えなくては」って・・・
有働さんみたいに男性以上に仕事ができて、
アナウンサーという仕事は彼女の夢だったろうし、
そんな女性でも男性の夢を支えたいって思うんだ、
と新鮮な発見をしました。
女心は普遍的なんですね。


すっかり長くなってしまいました
最後まで読んでくださって、どうもありがとうございましたm(__)m



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