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2014_12
25
(Thu)02:30

マッサン 第75話 評判の悪い男

堤真一さんが鴨居欣二郎さんを演じる
「マッサン」


クリスマスイヴにこの展開・・・
ドラマの進行とともに、みよごん、いろいろな涙を流しました。




鴨居商店ではビール事業への進出計画が着々と進んでいました。

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「落札したら4月に発売や」
その一方で大将は
日本で唯一無二のウイスキー通
長越百貨店の澤田取締役を招いていた。
山崎で作ったウイスキーを飲んでもらい、
外国産のウイスキーと比べた率直な意見を訊きたかったのだ。

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「言いたい事を言ってください」
この頃のトレンドは細いタイなんですね。

すると、
澤田から最初に出た言葉は

「あんた、評判が悪いで」

いろいろな事業に手を広げ、
安い値段で消費者に商品を提供している鴨居商店を
快く思っていなかったのだ。

ウイスキーについても
「香りは良いが味は中途半端」と一蹴。
鴨居のウイスキー造りについても批判を始める。

「欧米と日本では、歴史が違いすぎます」

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「歴史には、必ず始まりがあります」
ひるまない大将だったが、

「あんた、イミテーションの鴨居さんやな」

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大将の眼が途端に険しくなる。
翳りをまとった堤さんってステキ

澤田は太陽ワインについても、辛辣にこき下ろす。
大将自身への批判も止まらない。

「あんたは何でも偽もんでよろしいんでっしゃろ」

思わず英一郎が口を開く。
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「お言葉ですが、
 世界を驚かすメイドインジャパンの
 本格的なウイスキーを作っていきます」


「世界を笑かすやろ?」
「そもそもそんな財力、おまんの?」
「イミテーションの鴨居さんは、
 ワインもウイスキーも、とことんイミテーションでよろしいやないか?」
「まだ舌の肥えていない日本人向けにやな、
 もっと甘うせな。それでなかったら、あんたの酒やないで」
「言いたいことは、言わしてもらいましたさかい」

澤田は去って行った。

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「澤田はんは口が悪くていけ好かんけど、
 言うてることは一理ある」
「舌も確かや」


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「それが現実、今の鴨居の評判や」
「今、世間でどう思われてようが、何を言われようが、
 要はこれからや」

大将(堤さん)の背中が魅せます

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「売り出そう。ウイスキー売りだそう」
この振り向くさまが・・・

「飲んでほしいやろ
 わてらが作ったウイスキーを」
「まだまだやれる!
 これがマッサンのウイスキーや、というものを
 ブレンドしてみてくれ」
「イミテーションの鴨居言われたままで、
 終わるわけにはいかん」


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「わての本気見せたる!」

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「マッサン、わてに力貸してくれ!」

鴨居商店が置かれている状況も、
世間のウイスキー造りに対する無理解も
大将の気持ちも、
すべて理解したマッサンは
力強く快諾する。

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「よっしゃ!ウイスキーは4月に発売」
「ビールにぶつける!」



期待と不安を持って澤田を迎え、
澤田の言葉攻めに耐え忍び、
そのすべてを受け止めたうえで、
再び不死鳥のように
闘志と情熱を燃え上がらせる大将。

お見事でした

マッサンを口説き落とす場面、
英一郎との和解、
と堤さんの大きな見せ場がありましたが、
今日のドラマも
鴨居の大将名場面の一つに加えたいです。



実際の鳥井さんも、
大阪三越や取り引き先に
ウイスキーを持ち込んだものの、
あまり評価は芳しくなく、
落胆と発奮の繰り返しだったそうです。

また、
ウイスキーの熟成を待つ間、
カレー粉、レモンシロップ、歯磨き、
ソース、醤油、紅茶、ビール・・・と
ありとあらゆるものを作って、急場をしのいだそうです。

(サントリー「ジャパニーズウイスキーを作った男 鳥井信治郎」より)



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