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マクベス いよいよ今晩放送! 

長塚圭史×堤真一×常盤貴子の「マクベス」
いよいよ今晩WOWOWで放送です!

その前にちょっと、
翻訳の松岡和子先生の講演
シアターコクーン『マクベス』の楽しみ方をおさらい。
(2013年11月29日)

会場にあらわれた松岡先生は、グレーの髪の上品で優しそうなおばさま。
「マクベス」の稽古場から駆け付けたとおっしゃっていました。
高揚した表情から、稽古場の雰囲気が伝わるようでした。

先生は堤真一さんを「真ちゃん」って呼んでいらっしゃいましたよ。
きっと先生も堤さんが好きなんだなぁ。
真ちゃんのイノセントな部分が、
マクベスを演じる俳優には必要

だそうな

プログラムにも書いてありましたが、堤さんが
自分にとって良い知らせを齎す人を魔女と呼ぶか?
予言でコーダーの領主となると言われたマクベスが
何故、現コーダー領主を礼讃するのか?
と疑問を投げかけたことについて、
「俳優さんの視点はすごい」
と、嬉しそうにお話しになっていました。

『マクベス』の人間関係を
ダンカン王を老社長
マクベスを40代の課長と説明。
なるほど、わかり易い

マクベスとマクベス夫人の関係性は、原文を見ると
最初は 
we our us ours で書かれていて夫婦の緊密さが表れているけれど、
後には 
alone になって、二人の心が離れてしまったことを表しているとか。

そしてみよごんが一番勉強になったのは、
魔女の予言にある
「女から生まれた者はだれひとりマクベスを倒せはしない」
の解釈について。

当時は帝王切開で出産する場合、必ず母親は死んでしまったそうです。

現在は母子ともに安全な出産方法ですけどね…
実はみよごんも帝王切開で息子を産んでいるんです。
いやぁ、現代に生まれてよかった


従って、
子どもは死体から生まれることになるわけで、
英語で表現する場合、死体はsheではなくitで受けるそうです。
そう!
女(she)から生まれた者ではないんです。
死体(it)から生まれた者!
だから、わざわざ
「女の股から」
という表現をしなくてもわかるんですって!

これって、知らなかったのはみよごんだけ?
恥ずかしい

講演の最後には
ロス役の横田栄司さんも稽古場から駆け付けてくださって、
「ああ哀れな祖国!
恐ろしくて、おのれの実情を正視できないくらいです。
・・・・中略・・・・・・
善男善女の命は、帽子にさした花より早くこと切れて、
病気でもないのに死んでゆく」
を実演してくださいました。
とっても良いお声で、素晴らしかった

では今晩、松岡先生の訳本を手に、
「真ちゃん」の演技を堪能するとしましょう
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