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みよごんの壺 堤真一さんについて、おもむくままに語ります。

日本のいちばん長い日 

堤真一さんが
「知性の迫水」の異名をとる、
内閣書記官長 迫水久常を演じる


戦後70周年記念作品、
「日本のいちばん長い日」

いよいよ公開です


みよごんも、
別件で初日鑑賞は叶わなかったものの、
公開2日目の朝一番に映画館に行きました。

20150809-2.jpg
映画のプログラムは¥900とちょっとお高め。

でも、
20150809-4.jpg
関係図も載っていて、復習に便利です。
原作読むときもにもこんな図が欲しかった。


堤さんが
「感想を聴かせてほしい」
とおっしゃっていましたが、
聴いて欲しい!
ものすごくいろいろな事を感じ、考えたので、
じっくり聴いて欲しい!

と思ったところで、
堤さんに聴いてもらう術がないので、
一緒に行った夫と息子と3人で、
多くの犠牲と苦難の上に手に入れることができた、
この穏やかな毎日を守るために何をすべきか、
真面目に話をしました。


ともかく、
この映画は見ればわかる映画で、
見なくてはならない映画だと思いました。
書きたい事はまた別のところで書くことにして…



で、ここからは、
堤さんファンとしてのみよごん的見どころです。




迫水さんは
映画に新しい視点を齎した、大切な役だと思いました。
セリフも決して多くはありませんでしたが、
周りのセリフや状況を受けての演技が、
たくさんのことを伝えてくれました。

鈴木首相は年齢も経験も重ねた仙人のような人。
阿南陸相は義を尊ぶ信念の人。
昭和天皇は「祈りの像」(映画パンフレットの本木さんの言葉より)
畑中少佐は日本の勝利だけを信じた純粋な男。
と、特別な人間であるのに対し、

迫水書記官長は、
頭脳明晰で優秀な人物である点では凡人ではないのだけれど、
感覚的には「普通の人」
言い方を替えれば、現代に生きる人たちの感覚に近い人物だと思いました。



20150809-1.jpg

息せき切って自転車をこぐ。
自分の枕じゃないと寝られない、と持ち歩く。
陸軍の現実を目の当たりにしてはたじろぎ、
原爆の知らせを聞いて絶望する。
首相や陸相のくりだすウルトラCに驚きながらも
懸命に対処する。
爆弾に驚きベッドから転げ落ちる。

いくら年齢を重ねても、
誰もが鈴木首相や阿南陸相のような
立派な人間にはなれるわけではありません。
この映画の迫水書記官長のように、
恐れ驚き、戸惑い、たじろぎながらも、
自分のできることを懸命にやるしかないんですよね、きっと。

堤さんは
「鈴木首相のスケールの大きさを際立たせるために
 大きなリアクションを心がけた」
とおっしゃってましたが、
そんな迫水さんを見ていてみよごんは、
「あぁ、こうなっちゃうのが普通だよね」と、彼に共感しました。
『凄い人たちの物語』ではなく、
問いかけられているような感覚を持つことができました。

20150809-3.jpg
そして、もちろんカッコいいです。



それから、
堤さんと共演したことのある俳優さんが
たくさん出演なさっていました。
「アテルイ」で田村麻呂さまの次に大好きな
紀布留部(きのふるべ)を演じた植本潤さん。
「マクベス」のダンカン王、中島しゅうさん。
同じく「マクベス」でダンカン王の息子を演じた
小松和重さん。
「SP」の野間口徹さん。
駈込みメンバーも多数ご出演でした。




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みよごん

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10 Comments

みよごん says..."観世さま"
コメント、ありがとうございます。
観世さまのブログ、いつも拝見させていただいてます。
ズバッと書いてあって、新しい発見がたくさんあるので、
楽しみにしています。

> 私は3日目かな、見て来ましたよ。
> 客席、年齢層はさすがに高かったですが、いっぱいお客さん入ってました!
やはり、年齢層は高いですよね。

> 今まで堤さんは偉い人側の役が多かった気がするんですが、
> こういうのも上手ですね。人間味を出せるんだよな~。
そうですね。
強い人、偉い人、多かったですね。
年齢のこともあるし、これからどんどん偉い役が増えるのかなぁ?
と思っていたので、今回は嬉しい誤算?でした。

> 私はもう1回見たくてたまらないところです!今夜にも行きたい!(無理!w)
そうですね。
私が行ったシネコンでは、最初から上映回数が少ないので、
これ以上少なくならないうちにぜひ出かけたいです!

> パンフレットもよく読んで、映画をもう一度じっくり見たいと思っています!
それが肝心ですね。

> 「アテルイ」で田村麻呂の次に植本潤さんの役が好きだなんて、
> そうなんですか?みよごんさん。 笑ってしまいましたわ!
潤さん、チャーミングで大好きなんです(照)
2015.08.16 22:00 | URL | #g3xRiuA6 [edit]
観世 says..."私も見て来ました"
私は3日目かな、見て来ましたよ。
客席、年齢層はさすがに高かったですが、いっぱいお客さん入ってました!

そうか、迫水は「普通の人」の象徴だったわけですね。
みよごんさんの考察を読んでなるほどと思いました。
すごいエリートのはずなのに、そんな感じを受けませんでした。そして右往左往する必死な印象が強くて。
「あぁ、こうなっちゃうのが普通だよね」 ・・・たしかに!
そんな迫水さん、魅力的でしたよね。
今まで堤さんは偉い人側の役が多かった気がするんですが、
こういうのも上手ですね。人間味を出せるんだよな~。

私はもう1回見たくてたまらないところです!今夜にも行きたい!(無理!w)
堤さんも見たいですが、映画自体ももう一度味わいたい。
またみよごんさんと同じく、陸軍で脳みそが危機なので(笑)
パンフレットもよく読んで、映画をもう一度じっくり見たいと思っています!

「アテルイ」で田村麻呂の次に植本潤さんの役が好きだなんて、
そうなんですか?みよごんさん。 笑ってしまいましたわ!


2015.08.14 14:29 | URL | #- [edit]
みよごん says..."KEI さま"
コメントありがとうございます。

やっぱり、堤さんに聴いてもらいたいですね^^;

>クーデターの部分は、若い将校たちの見分けがつかないし、
>上官たちとの関係もよく分からなくて、
原田監督の映画は、堤さんの言葉を借りると、
「テンポ速すぎで脳みそが危機」だし、
「陸軍将校が多すぎで脳みそが危機」なので、
桃李くんだけ追っていました(汗)

迫水さん、お若かったですよね。
KEIさまのおっしゃる通り、
堤さんの清潔感が生きていましたね。
2015.08.11 21:32 | URL | #g3xRiuA6 [edit]
KEI says..."No title"
みよごんさん、こんにちは。

最寄りの大きな映画館では、この土曜からの上映で、
迷ったけれど、小さな方で観て来ました。

クーデターの部分は、若い将校たちの見分けがつかないし、
上官たちとの関係もよく分からなくて、
???となりながら観てしまって恥ずかしい限りだったけれど、
色々考えずにはいられない映画でした。
ええ、堤さんに聞いて貰いたいです。

堤さん演じる迫水さんは、何だかとても若く見えて、それだけに、
ドギマギぶりが可愛くも思えてしまって…とか、
すみません。
でも、ふと漏らした一言にシーってされたりして、好きな場面です。
山崎さん演じる首相との関係性が良かったです。
もっとやりとりを見たかったぐらい。

堤さんが纏う清潔感も、リアクションの一つ一つに共感できる
一因かなとも思いました。
2015.08.11 14:38 | URL | #pBoZlR9Y [edit]
みよごん says..."ガオさま"
コメントありがとうございます。

初日にいらしたんですね!

> 一番小さなハコだったのですが毎回満席でした。
やはり!
私が行った時も、小さなハコでしたがほぼ満席でした。

>ドギマギしている彼の姿は人間味があふれ、
そうなんですよね。

> 加藤さんが演じた迫水さんとはまた違う感じで
> 堤さんの迫水さんには同じく共感できました。
お顔は、加藤さんの方が
本物の迫水さんに似ていらっしゃるように見えますが、
堤さんの迫水さんも良かったですね。

> 暑くてなかなか感想がメモれないのですが
> 堤さんが聴いてくれるなら、すぐに聴いてほしいです(笑)
ガオさまのブログ楽しみにしています。
堤さんが見てくれる掲示板があったらいいのですけれどね(笑)
2015.08.10 10:12 | URL | #g3xRiuA6 [edit]
みよごん says..."luna さま"
コメントありがとうございます。

> ご家族で話し合われることは大事ですね。
> 私も昔の映画で、父母から体験を聴き、映画の説明を受けました。
> 皆が話し合う、議論するきっかけになれば、
> 映画の出来不出来に関係なく上映の意味があると思います。
そうですよね。
この映画の意義はそこにこそあるのだと思いました。
私も両親から戦争の話を聴いたことを思い出しました。

> 思いのほか、堤さんの出番が多くて演劇として楽しめました。
いろいろな場面に登場していらっしゃいましたね。

> 感想を聴かせて欲しい とパンフレットに書かれてあったのですか?
> 聴いていただけるものなら私も聴いて欲しいです。v-344
5月20日の完成披露記者会見で仰っていました。
是非聴いていただきたいです(>_<)
2015.08.10 10:03 | URL | #- [edit]
みよごん says..."kumi 721 さま"
コメントありがとうございます。

>戦争を経験した方々が少なくなる中、見なくては、いけない
>映画だなと思ってます。
そうなんですよね。
私が観に行った時も、収容人数の少ない部屋でしたが、
「おとな」の方でほぼ満席。
同じ想いの方々が多いのだと実感しました。
若い世代の方々にも観ていただきたいものです。

新感線の情報、ありがとうございました。
早速調べてみました。
コスプレで写真が撮れるコーナーもあるとか!
面白そうですね♪
会期が短いことがネックですが、行ってみたいです❤


2015.08.10 09:50 | URL | #g3xRiuA6 [edit]
ガオ says..."いい映画でした。"
思いきって初日に観に行ってきました。
一番小さなハコだったのですが毎回満席でした。
同じく「アテルイ」や「マクベス」の方たちが登場してきた時
心の中で小さく反応してしまいました(笑)
いい映画でしたね。ドギマギしている彼の姿は
人間味があふれ、確かに「普通の人」としての
感覚を一番持っている方なのだと思いました。
加藤さんが演じた迫水さんとはまた違う感じで
堤さんの迫水さんには同じく共感できました。
暑くてなかなか感想がメモれないのですが
堤さんが聴いてくれるなら、すぐに聴いてほしいです(笑)
2015.08.10 02:55 | URL | #tHX44QXM [edit]
luna says..."No title"
あらまあ!二日目朝一の観映。思いは同じです。
ご家族で話し合われることは大事ですね。
私も昔の映画で、父母から体験を聴き、映画の説明を受けました。
皆が話し合う、議論するきっかけになれば、
映画の出来不出来に関係なく上映の意味があると思います。

思いのほか、堤さんの出番が多くて演劇として楽しめました。
感想を聴かせて欲しい とパンフレットに書かれてあったのですか?
聴いていただけるものなら私も聴いて欲しいです。v-344




2015.08.09 23:17 | URL | #zQHIT1rU [edit]
kumi 721 says..."No title"
こんばんは。
映画、早速見に行かれたんですね!
前売り券は、買ってあるので、今週中には
見に行こうと思ってます。
この作品は、前にも映画化されてるそうですね、
堤さんの演技は楽しみですが、もう戦後70年の今年、
戦争を経験した方々が少なくなる中、見なくては、いけない
映画だなと思ってます。
共演された方々もたくさん出演されてるんですね。

それと新感線の展覧会ですが、
東京は来月、9月11日(金)~23日(水)、10:00~21:00、
「大新感線博」と題して、パルコミュージアム、
渋谷パルコパート1、3階で開催されるそうです。
新感線の今までの歴史が見れそうで楽しみにしてます。
2015.08.09 22:06 | URL | #8voV/3kY [edit]

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