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ARCADIA 東京公演千秋楽 

堤真一さんが
バイロン研究家
バーナード・ナイチンゲールを演じる

「ARCADIA アルカディア」
本日、東京公演千秋楽を迎えました

客席はもちろん満席。
コクーン席の後ろにも、
立ち見の方がいらしゃいました。

バーナードさんのコメディアンぶりも素晴らしく、
ドッカンドッカンと観客の笑いを誘っていましたよ。
寺島さんと2人のシーンでは
そこはかとない大人の色気が漂っていて、
ステキでした。

カーテンコールは、まず最初のご挨拶のあと、
拍手に応えて2回すんなりとあって、
「ご来場のみなさま・・・」のアナウンスの後、
もう1回出ていらっしゃいました (*^_^*)

堤さんが両手を
寺島さんと浦井さんに伸ばして
笑顔でのご挨拶でした。

ミュージカルファンのみなさまには
少々素っ気ないカーテンコールだったかもしれませんが、
堤さん、
ちゃんと2階席のみよごんの方にも視線をくれて(本当か?)
観客のみなさんへの気持ちを表現してくださっているように感じました。(たぶん)


そして、4回見せていただいた、
舞台袖に戻るときの堤さんの後ろ姿に、
メロメロになってしまうみよごんでした ^^;










みよごん、3回目の観劇になるのですが、
今回は2階席から。
チケットを発券した時は、正直悲しい気持ちでしたが、
初日に見た時に、神の視点を感じてからは、
2階席から見下ろせる千秋楽が楽しみでした (*^_^*)



舞台の上で繰り広げられる
時空を超えた人々の営みを眺めていると、
登場人物ひとりひとりが、
分子の粒々に見えてくるのです。

そして、
19世紀の早熟な令嬢トマシナと
現代のバイロン研究者バーナードの
エネルギーがなんと突出していることか!

ふたつの粒々が、
周りの粒々にぶつかって、
どんどん活性化していくのが手に取るよう・・・

計算機がない時代に
アルゴリズムの計算をしていたトマシナに対して、
現代のヴァレンタインは
「気でも違っていなければ(こんなことはしない)」と驚愕し、
持論の立証のために猪突猛進するバーナードに対して、
ライバルのハンナは
「こっちがなんとかしてやらなくっちゃ」と気を揉みます。

一方、トマシナとバーナードは、
常識的な周りの人たちに対して、
「根性がない!」と嘆く(苦笑)



このお芝居のテーマは「熱」

根拠のない確信でも突き動かされてしまう、
そのくらいのエネルギー(熱)があってこそ、
やっと何かが動き出すんですね。

失敗や徒労を恐れないほどの熱があってこそ、
人類は少しずつ前に進んでいける。


みよごんもバーナードさんに
「やってみろよ!」と
手を握られたような、背中を押されたような
熱をいただいた気持ちになりました。



堤さんは、
バーナードさんのような根拠のない自信があるタイプが苦手、
とおっしゃっていましたが、
いやいや、
堤さんが演じるバーナードさんは、
なかなか魅力的でした ❤

そして、
お芝居の中にちりばめられている
謎解きのピースを見つけるのが楽しいお芝居でもありました。



余談になりますが、
先日NHKBS1で、「ミセス・バッハ」という
ドキュメンタリーを観ました。
バッハの作品の一部は
2番目の妻、アンナ・マグダレーナの作品、という説を
研究家が実証していくという内容です。
そのプロセスが「アルカディア」そのもので、
大きな窓があるお屋敷の一室のシーンなんか、
本当にお芝居の舞台とおんなじで・・・
番組を見た後の観劇は、凄く理解が進みました。
やはり、お芝居の背景を知っておくと、より楽しめるんですね。
勉強になりました。

それから、お正月だったでしょうか?
寺島しのぶさんがアガサ・クリスティー研究家を尋ねて、
イギリスを旅する番組も面白かったです。
その研究家はアガサの住んでいた家に住み込んで研究しているんですが、
きっと、ハンナの役作りにも役立っているのでしょうね。



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4 Comments

みよごん  

KEI さま

大阪では、スタオべにブラボーとは素晴らしいですね。

このお芝居、脚本を書き変えない限り、
堤さんが主役ということはありえないだろうなと思っていましたが、
KEI[さまが仰るような理由があったのかもしれませんね。

私もラストシーンでは、19世紀パートの悲劇とは対照的に、
現代パートの未来への希望を感じました。
そして、
KEIさまの答えは、妖精なんですね(*^_^*)

>しのぶさんの手にキスしたり、あれやこれや、もう観ることができないのだと思うと寂しいです。
同感です(涙)

2016/05/09 (Mon) 22:35 | EDIT | REPLY |   

KEI  

バーナードは妖精かも(笑)

みよごんさん、こんにちは。

アルカディア、終わりました。

千秋楽は、カテコ3回目位に遂にスタオベ。
満面の笑顔の寺島さんや趣里さんたちキャストの中央に立つ堤さんは
穏やかな、とても凛とした表情でした。

前日のカテコは、ブラボー!という掛け声が何度も飛び堤さんも思わずちょっと笑顔になっていたけれど、楽日は堪えていたのかな。
主役じゃない堤さんがトップにクレジットされるというのは、それだけ、この戯曲がリスクの大きなものだったからかも。

とにかく軽いバーナードだけれど、彼が現れてからハンナがガスの存在を気に掛けるようになったのが興味深いです。
最後のバーナードとの握手のあと、その手を見つめるハンナの表情からも、彼女の心の中で何かが開いたよう。
そして、ガスとのワルツ...
過去のセプティマスとトマシナにはそれから起こる悲劇を思うと切ないけれど、ハンナとガスには希望がある。
そんなことを最後に感じました。

バーナードのヴァルの真似、何度もリピしたいぐらい可愛くて大好きです。
ヴァルな浦井さんの花粉症の演技あってこそですけどね。
しのぶさんの手にキスしたり、あれやこれや、もう観ることができないのだと思うと寂しいです。

2016/05/09 (Mon) 12:58 | EDIT | REPLY |   

みよごん  

KEI さま

>バーナードの存在って何だろう?
今日のバーナードさんはいかがでしたか?

趣里さん、可愛かったですね。
神野さんもステキだし、
井上さんは素晴らしい。
寺島さんは良い女だし、浦井さんはチャーミング。
安西さんは謎すぎて、山中さんはおもしろすぎ。
書きだしたらきりがないのですね。

明日は大千秋楽ですね。
たっぷり堪能してきてください(^_^)/

2016/05/07 (Sat) 23:01 | EDIT | REPLY |   

KEI  

バーナードって、何者?!

みよごんさん、こんばんは。
私にとってのアルカディア初日に行ってきました!

1幕は正直眠気を感じる所もあったのだけど、
2幕はかなり惹きこまれて観ていたと思います。
帰り道、トマシナのたった16年の人生を思うと、哀しくて…
トマシナ役の女優さん、本当に愛らしくって…

で、堤さん演じるバーナードも,学者と思えない程馬鹿だけど、
する事が一々可愛い(笑)
チュッ、チュッ、もね♩
メインキャラの中で1人道化のよう。
そんな中、最後の最後にハンナの健闘を祈って去るでしょ。
その後姿が心に残っているけど、ほんの一瞬のこと。
もっと、そんな堤さんをじっくり観たいな…
という気持ちもあります。
バーナードの存在って何だろう?
そこのところに注目して千秋楽含めて残り2つも
しっかり見届けたいです。
答えは出ない可能性大ですけど(笑)
それもいいでしょう。

2016/05/06 (Fri) 19:00 | EDIT | REPLY |   

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